ハーレクイン・ヒストリカル

ロマンスといえばハーレクインシリーズ、その中でもハーレクイン・ヒストリカル。これを読まずに眠れない。
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十年目の蜜月 (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
「叔父さん、ぼくを猿と結婚させるなんてひどいよ!」夫となる少年のこの言葉は、十歳の花嫁の心に傷を残した。幼いベスは教会の祭壇の前で泣きながら結婚したくないと言い張ったが、結局は儀式をすませ、少年ドルーの正式な妻となった。相手は高貴なエクスフォード伯爵家の跡継ぎだからと言われても、不器量な自分と紅顔の美少年が夫婦だと考えるのは耐えられなかった。しかし、間もなくドルーは去っていった。“おとなになったらまた会おう”と言い残して。そして十年がたち、ドルーが―夫が戻ってくることになった。ベスにはすぐに彼がわかった。誰もが振り返る美貌は十年前と変わらない。ところが、ドルーのほうはベスが妻とは思わなかったのだ。彼は乗馬服姿のベスの胸に手を伸ばし、うなじに唇を寄せた。「美しい妖精よ、きみの名は?」。

ベネチアの幻 (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
一七六七年十月、ベネチアは町全体がカーニバル気分に浮かれていた。ジプシーの血を引くキアラは、母を捨てた父に復讐するつもりでローマからこの地にやってきた。手持ちの金が乏しくなり、仕方なくサン・マルコ広場で得意の占いをして小銭を稼いでいるときだった。怪しげな男たちに無理やり豪奢な賭博場に引っ張り込まれ、客の運勢を見るよう強要されたのだ。そこでベネチア貴族ルカを目にして、彼女は愕然とした。あれは妹を陵辱した悪魔!しかし、備わった透視能力を駆使しても、ルカが妹を辱めた張本人とは思えない。確かに彼は悪魔だった―抗いがたい魅力で人を虜にする美しい悪魔。そしてキアラは文字どおりルカの虜となってしまった。金で買われ、彼の館に閉じ込められる羽目に陥ったのだから。夜ごと訪れる甘美な拷問のとき。囚われの身となれば逃れようもなく…。

奇跡の泉 (単行本(ソフトカバー))

内容(「BOOK」データベースより)
長い旱魃と、隣国から侵入するバイキングたち。今後も雨が降らず、侵入者たちが暴虐の限りをつくせば、リームの民は死に絶えてしまうだろう。しかも、王子ヴェンの命を湖に捧げようと主張する者もいる。王女タラは宿敵バイキングの新しい首長に会いに行った。この手で雨は呼べなくても、和平を求め、贖罪金を要求することはできる。首長の名はイードン、“狼卿”の異名をとる青い目の男だ。彼はふたつの国の王から、タラとの結婚を命じられていた。リームの王女には、一生純潔を通し、森にある神聖な泉を守るという掟がある。それでもイードンはタラを征服したいと考えた。一方、タラも彼の男性的な魅力に抗おうと決意していた。弟のヴェンに危険が迫るまでは…。

内容(「MARC」データベースより)
王女タラは暴虐の限りを尽くすバイキングから国を救うため、首長イードンに会いに行く。生涯純潔で、神聖な泉を守るという掟の王女を征服したがるイードン。彼の男性的な魅力に抗おうと決意するものの…。〈ソフトカバー〉

囚われの聖女 (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
カトリックへの信仰を王に対する反逆だと断罪され、砦に囚われたトニアは、死刑執行人が来るのを待っていた。最期までキャヴェンディッシュ家の名を汚さぬよう、恐怖にも寒さにも耐えて気丈でいなければ。やってきた死刑執行人はトルコ石色の瞳の謎めいた男だった。彼ならば願いを聞きいれてくれるかもしれない。トニアは彼に一夜の延命を請うた。しかし、処刑を命ぜられたサンドルには、どうしてもトニアを処刑し、王の下に彼女の心臓を届けなければならない理由があった…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フィリップス,トーリ
米サンディエゴ大学を卒業後、女優、脚本家、詩人と多方面で活動を続けてきた。シェークスピア作品を含め、四十作以上の劇の演出も手がけている。現在はワシントンDCにあるフォルガー・シェークスピアン・ライブラリーで女優としても活躍中。夫とともにヴァージニア州に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

待ちわびた求婚 (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
父が亡くなり、弟はまだ大学に通っているとなれば、所有地を管理するのはジェインの仕事だった。おまけに母の親友の遺言で、十八歳にも満たないアマンダの後見人役を託された。わたしはこのままきっと、恋をすることもなく婚期を逃すのだろう。ある日、ジェインが荒野で乗馬をしていると、銃声が響き、男性が傷を負って倒れていた。マックスというその男性の澄みきった瞳に、ジェインは心を奪われた。しかし、傷の手当てをするために家に連れ帰ると、アマンダを見た彼は恋に落ちたような表情を浮かべた。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヘリス,アン
イギリスはケンブリッジに住んでいるが、冬の間は夫とともにスペインのジブラルタル海峡に面したマラガのリゾート地で過ごすことが多い。青い海の白い波頭を眺めながら、涙と笑いとロマンチックな恋人たちの物語の構想を得るという。イギリスではすでに三十作以上の著作があり、うち十数冊はハーレクインのミルズ&ブーン社から刊行されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

幸せな誤解―リージェンシー・ブライド〈3〉 (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
フランセスカは母亡きあと、祖父の屋敷に引きとられ、独身の伯母ともども三人で暮らしていた。伯母はことあるごとに未婚で出産したフランセスカの母をなじり、お荷物同然の姪を折檻しつづけた。黙ってその現実を受け入れ、人並みの幸せなどあきらめかけていたフランセスカだが、ある日、マーカスと名乗る青年と出会い、ひとときの恋に落ちる。激しい口づけ、熱い抱擁…初めて知る、生きる喜び。しかし残酷にも、キスしたことを彼が人々に吹聴しているのを知り、いっそう心を閉ざすようになる。それは彼女の大きな誤解だったのだが。

内容(「MARC」データベースより)
母亡きあと祖父と伯母と3人で暮らしていたフランセスカは、伯母に折檻され続け人並みの幸せなど諦めていたが、マーカスという青年と出会い恋に落ちる。しかし、彼がキスしたことを人々に吹聴していると誤解して…。

聖骨箱の秘密 (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
オリアンは十八歳にして、叔父から金細工の店を任されていた。ところが今、まさに八方ふさがりの状況だった。貴重品を入れた収納箱から宝石や金貨が消え、帳簿の数字が書き換えられている。それを従兄のレオが、オリアンの仕業だと声高に訴えはじめたのだ。かわいがってくれた叔父は、ならず者に襲われて亡くなり、彼女をかばう者は誰もいない。いや、一人だけ救いの手を差し伸べてくれた―ヨーク近隣の領主サー・ユーアン・フィッツハーディングが、オリアンを妻にする代わりに、レオを黙らせると約束したのだから。けれども、これが果たして救いと言えるのだろうか?彼はオリアンの唇を奪い、唖然とする彼女にこう言い放った。「両親が望んでいる孫を産んでくれれば、きみの愛など必要ない」。ひたむきで若々しいヒロインに惹かれたヒーローの、強引でちょっと変わった求愛のかたちとは…?『薔薇の冠』『強引な求婚者』と話題作を提供してきたジュリエット・ランドンの最新作。

後悔と真実 (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
これで、十九人目の求婚者を断ったことになる。ポリー・シーグレイブは憂鬱な思いだった。五年前、ヘンリー・マーチナイト卿との駆け落ちを拒んで以来、すっかり結婚に対する興味を失ってしまった。もしあのとき、彼の胸に飛び込んでいく勇気があったなら…。一方、当時から放蕩者と噂されていたヘンリー卿も、最近ますます荒んだ生活を送っているようだ。社交界で顔を合わせるたびに、ふたりは避け合っていた。もうそろそろ彼と話し合い、過去を清算して、このやりきれない状態から脱するときが来たのでは。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コーニック,ニコラ
イギリスのヨークシャー生まれ。詩人の祖父の影響を受け、幼いころ歴史小説を読みふけり、入学したロンドン大学でも歴史を専攻した。卒業後、いくつかの大学で管理者として働いたあと、本格的に執筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

孤独な領主―戦士に愛を (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
レディ・ガブリエラはドゲール男爵一行の到着を待っていた。父のフレシェット伯爵はひと月前に亡くなり、彼女には借金だけが残された。城と領地は没収され、きょう明け渡すことになっている。父の死も知らず行方もわからない兄が帰るまで、ガブリエラはなんとしても城に残りたかった。城に到着した男爵に自分と同じ孤独を感じた彼女は、一縷の望みを胸に、その願いを口にした。だが、噂にたがわず冷酷な彼は、情け容赦なくこう言ったのだ。「ここを出ていくか、召使いとして城に残るかだ!」なんですって?でも、わたしには行くあても、お金もない。ガブリエラは悲痛な思いで召使いになる道を選んだ。彼女の美しさが、どれほどの騒動を巻き起こすかも知らず…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ムーア,マーガレット
俳優エロール・フリンに憧れ、「スター・トレック」のミスター・スポックに恋をした少女は、やがて謎めいた魅力的な悪漢をヒーローに仕立てたロマンス小説家になった。カナダのトロントに夫と二人の子供、2匹の猫と住む。読書と裁縫が趣味(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

馬上の密会 (新書)

内容(「BOOK」データベースより)
ヴァレリアは生活に疲れていた。貧しい領地を守っていくのがやっとで、楽しみといえば乗馬だけだ。だが、希望のない日々に一筋の光が差した。隣家の狩猟館に、一人の客人がやってきたのだ。男の名はティーガン・フィッツウィリアムズ。“猫の目”の異名をもつ賭博師で、見目麗しく、噂では、ある伯爵令嬢が産みおとした私生児だという。初めて会った瞬間から、ヴァレリアは彼に惹かれた。この人ならば私の渇ききった心に潤いを与えてくれるに違いない。ヴァレリアははやる気持ちを抑え、敷地のはずれまで馬を駆った。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジャスティス,ジュリア
ハーレクイン・ヒストリカルを代表する作家の一人。子供のころから歴史に興味があり、十二歳にして、米国メリーランド州の州都アナポリスのジュニア・ツアーガイドをつとめた。大学では詩集を出版し、卒業後チュニジアのアメリカ大使館でニュースレターを作成するなど異色の経歴を持つ。1997年にアメリカロマンス作家協会ゴールデン・ハート賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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